お知らせブログ
【イベント報告】11/20(日)観光協会ハイキキング「鍛冶屋線の廃線跡を歩く」を開催しました☆ 2016年11月21日
↑いちょう並木を歩く(市原町付近)
こんにちは(●^o^●)。今日はどんよりした曇り空で、肌寒さを感じます。
今回は、11月20日(日曜日)に開催した観光協会主催「日本のへそ西脇〜鍛冶屋線の廃線跡を歩く」ハイキングの様子を報告します。
ハイキングは、JR西日本が告知する「JRふれあいハイキング」として開催したもので、平成2(1990)年に廃止されたJR鍛冶屋線跡の遊歩道の一部が道路化されることから、近いうちに二度と味わえなくなる風景を体感してもらおうと今回実施したものです。
参加者35人が集まり、JR西脇市駅を午前9時30分に出発。
途中、線路跡の遊歩道に残る築堤や踏切板などの鉄道が走っていた遺構を見つけながら歩いて行き、旧西脇駅のあったアピカ西脇なでは、駅があったころの写真を見せながらガイドが説明をしました。
アピカ西脇からは、二車線道路となって整備された県道を歩いて行き、県指定文化財の西仙寺に。本堂まで上がって行き、本堂やその前にある戦乱時に水を噴いて本堂を守ったという伝説の残るイチョウの大木を見学。ちょうど見ごろとなった、鮮やかな黄色に染まったイチョウにカメラを向ける参加者も多くいました。
その後、「鍛冶屋線市原駅記念館」を見学し、鍛冶屋線の敷設にも尽力した藤井家住宅を再生した、国登録文化財「コヤノ美術館・西脇館」で昼食休憩。朝から歩いてきた疲れをいやしながら、お庭で各自が持参したお弁当を食べました。昼食後には館内を見学した参加者からは「素晴らしい屋敷!」という多くの声が聞かれました。
↑「コヤノ美術館・西脇館」の庭で昼食 ※通常は飲食不可ですが、今回は特別に許可
↑コヤノ美術館・西脇館を見学
ラストには道路化が決定している旧市原駅から旧羽安駅の「星の遊歩道」を歩き、晩秋の西脇の里山と田園風景を楽しみながら、旧羽安駅に到着・解散。西脇市駅までは路線バスで戻りました。
↑星の遊歩道(旧市原駅〜旧羽安駅)
ちなみに今回立ち寄った鍛冶屋線市原駅記念館は、11月21日発売の「旅と鉄道」1月号(朝日新聞出版・販売価格1,000円)の「国鉄を探す旅」でも取り上げられています。