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【黒田官兵衛・観光施設情報】「荘厳寺本黒田家略系図」を公開!(黒田庄黒田・荘厳寺) 2013年10月 1日
↑家系図を所蔵する荘厳寺(黒田庄町黒田)
こんにちは(*^_^*)。天気の良い秋空が続いていますね。市内各所では10月の3連休の秋祭りに向けて、
夜には練習の太鼓の音が響き渡っています。鈴虫の鳴き声もよく聞こえてくるようになりましたね。
さて、今回は黒田庄町黒田にある荘厳寺で、黒田家の発祥と黒田官兵衛の誕生を記した「荘厳寺本黒田
略系図」(複製)が展示・公開を開始したという話題です。
「荘厳寺本黒田家系図」は、江戸時代の文化6(1809)年頃に黒田氏と姻戚関係にあると伝わる家の子
孫が奉納したもので、室町時代に播磨守護であった赤松氏から派生した黒田氏の発祥から滅亡までの歴
代を記したものです。
この系図によると、黒田氏は多可郡黒田村を出自とし、代々黒田城主を継いでおり、官兵衛は8代重隆の
次男として生まれ、姫路の小寺職隆(もとたか)の養子になったことが記されています。
「黒田庄町史」では、この系図の写しを用いて、黒田官兵衛の出自説を以前から紹介していましたが、当時
は注目されることはありせんでした。しかし、近年になって荘厳寺所蔵の家系図が展示会などを通じて公表
されたことにより、黒田氏の西脇市出自説や官兵衛の誕生説がにわかに脚光を浴びるようになりました。
これまで、荘厳寺で家系図は大切に保管されていましたが、黒田氏・黒田官兵衛の西脇市出自説の有力
な根拠となっていることから、複製を作成し、荘厳寺の持仏堂で公開することとなりました。
みなさんぜひ実物(複製ですが...)をご覧いただき、歴史のロマンに触れてみてください!
【拝観時間】 午前10時〜午後4時 ※住職不在時・荒天時は拝観を中止します。
【拝 観 料】 無料
↑荘厳寺の堂内で展示されている家系図の複製