西脇市を中心とした北播磨地域で食べられている「播州ラーメン」
兵庫県を代表するご当地ラーメンとして注目を集めています。
西脇市を中心とした北播磨地域で食べられている「播州ラーメン」 兵庫県を代表するご当地ラーメンとして注目を集めています。
細めの縮れ麺に、チャーシュー・ねぎ・もやし・のりなど具はシンプルですが、何といっても最大の特徴は「甘い」スープ。 鶏ガラや豚骨、野菜などを煮込み、醤油味をベースにしていますが、おいしいラーメンを作ろうと各店が磨きをかけて作り上げてきたため、実はスープには決まったレシピや共通の基準はなく、店舗によって色も甘さも違います。
この「甘い」スープのルーツ、それは西脇市の地場産業「播州織」にあります。 織物産業が盛んであった昭和30年代、西脇市には織物工場で働くため、西日本各地から集団就職でやってきた若い女性労働者が多く住んでいました。 こうした女性労働者の口にあうように工夫を重ねて生み出されたと言われています。
「甘い」スープって一体?と思われるでしょうが、味わってみると「甘い」という表現がぴったりくるのです。 西脇市民にとってラーメンといえばこの味!という定番。 半世紀以上にわたって地域に根付いた個性あふれる味を、ぜひ味わってみてください!
西脇多可料飲組合が認定する「播州ラーメン店」には「認定店之証」が掲げられており、西脇市内に6店舗・多可町内に1店舗あります。 各店とも甘いスープを基調にしたこだわりのラーメンを提供しています。
※お問い合わせは各提供店舗へお願いします。